先日、足利市民プラザで上映会があったので、観てきました!

公立小学校でこんなことができるのかと感心しました。生徒たちからは、学ぶことが楽しい!という気持ちが伝わってきました。イキイキと自主的に学ぶ姿に、自分の学生時代の時との違いを痛いほど感じました。

先生から言われたことは絶対。反感を持ちながらも、疑問を持ちながらも、問いかけることもなく、先生の指示に従う。言われたことだけをしていればいい。テストで良い点を取るために、暗記する。テストや成績表で周りと自分を比べる。私はそんな学生だったように思います。

集団生活の中で、学ぶこともたくさんありました。でも、夢見る小学校のように、自由で、テストもなく、先生と生徒という関係ではなく、対等な関係の中で学べることの方がたくさんあるのではないかと思いました。

自由に学んだり、やりたいことを考えて自主的に実行するなかで、色んな力が育まれていくと感じました。テストもないから、成績は大丈夫なのかと思われる方もいるかもしれませんが、中学卒業後のお子さんは成績上位に属しているそうです。普通の小学校ではなく、夢見る小学校を卒業したお子さんは、質問をする力があるそうです。

子どもに制限を与えるのではなく、自由を与えることで、色んな力が伸びていく。今までの教育方針とガラリと方向転換をするのは難しいことかもしれませんが、やってみないことにはわかりません。こんな素敵な公立小学校が足利市にもできたらいいなと思いました。

普通の小学校において、発達障害と診断されたお子さんも映画に出てきましたが、属する社会が変わることで、障害ではなくなります。私たちの普通によって、障害の多くはうまれているんだなと感じました。

色んなことを考えさせられる素敵な映画でした。